もしも明日、この人生が終わるとしたら?
お葬式の連絡をしてほしい友人へのお知らせ
形見分け
SNSアカウント・メールやホームページの閉鎖…
人一人が亡くなることは、生まれる時と同じか、
あるいはそれ以上にするべきことが盛りだくさんです。
ところが「死」について口にすることは「縁起が悪い」とされ、
アンタッチャブルな風潮があります。
でも、私は思うのです。
死に対して、
よくわからないものとして漠然とした
不安を抱いているよりも、
死に伴って必要な準備をしておくこと。
そうして、死と向き合うことは、
真摯に生きることへと
繋がるのではないのでしょうか?
『君の膵臓を食べたい』のヒロイン桜良は
膵臓の病気で残り少ない命でしたが、
同級生の「僕」と思い出を重ねていきます。
どんどん弱っていくように見えた桜良でしたが、
一時退院が許可され、
二人は外で会うことに。
ところが、いくら待っても桜良は来ませんでした。
待ち合わせ場所に来る途中、
以前から世間を騒がせていた通り魔によって、命を落としたのでした。
おそらく作品を見ていた観客の誰もが、
最後は病が二人を分かつのだろうと信じて疑わなかったのでは?
人生100年時代と言われます。
もしかしたら、今、50代の人は、
ようやく人生の半ばまで来たくらいなのかもしれません。
一方で、私たちの誰もが
「明日、人生が終わる可能性」をもっていることも事実です。
ですから、私たちは「プランH=100年人生」と
「プランT=明日、終わるかもしれない人生」、
2つのプランを立てておく必要があるのかもしれません。
そこで活躍するのが、「エンディングノート」。
このワークショップでは、形見分けしたい相手、
SNSアカウントの情報、
お葬式の連絡をしてほしい友人リスト…など、
自分の死後の諸々がスムーズに進むためのノート作りをします。
そして、「私がしてほしい理想のお葬式」など
普段、あまり語り合う機会のないテーマについて、
自由にディスカッションしていきます。
全国どこからでもご参加頂けるzoomによるオンラインクラスです。