矛盾を生きる時代~意識魂の目覚め~
かのダビンチやミケランジェロが
その才能を嫉妬した人物。
ラファエロ。
父は宮廷画家
母は裕福な商家の出身。
幼くして両親と死別するも
若くして芸術的才能が開花し
教会美術を任されます。
多くの優美な作品を生み出した
ラファエロですが
私生活ではものすごい
恋愛遍歴を繰り返していたそうです。
そういえばユングもそうでしたね。
6/26に行われた小林直生先生の
シュタイナーzoom講座
その中でのお話です。
シュタイナーによると
第5文化期が始まった
1413年以降
「意識魂」を発達させる時代なのだそうです。
単なる共感、反感
好き、嫌いを超えて
本質を見抜く時代といえます。
インターネットが発達した現在
ある人が問題行動を起こすと
その人の全てを批判するような
言葉の洪水があっという間に
あふれ出します。
けれどその行動は
その人の一部に過ぎないということを
客観的に見る必要があると思います。
ラファエロは歴史に残る名画を描き
ユングは現代の心理学や精神医学の礎を築いた人です。
愛人が何人いようが
私生活がどうであろうが
重要なのは
彼らが後世に残してくれたものです。
意識魂の時代とは
「矛盾を生きる時代」
なのだと小林先生が
おっしゃいました。
社会的には立派だけど
私生活ではわがまま奔放といったような
矛盾はあって当然の時代。
矛盾の中で
いかに本質を見失わないでいられるかが
問われているように思います。
次回、小林先生のシュタイナー講座は
7/31(水)19:00~21:30
テーマ「翡翠文化の源流を考える」
詳細は小林先生のブログをご覧ください。
シルフェ 阿部小百合
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シルフェ 阿部小百合
メール:el@sylphens.com