2/11(祝)zoom講座『シュタイナーの四つの気質と古神道の気質説』~自分を活かす方法
皆さまは、小さい時、どんな子どもでしたか?
胆汁質と多血質の子どもは活発に動きます。
粘液質と憂鬱質の子どもは物静かです。
ですから、はっきりと自己主張できる胆汁質の子どもや、友達を作るのが上手な多血質の子どもは、一見、成長が早いように見受けられます。
ですが、実際のところ、静かに感覚世界を味わっている粘液質の子どもや、じっくりと考え抜く力のある憂鬱質の子どもの方が、内面は早く成長しているのです。
ただ外側に向けて表現しないため、親や教師にとってわかりにくいだけです。
このように子どもの時は、違いが顕著に表れますが、次第に内面も外面も成長していき、思春期の頃には差が縮まっていきます。
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転生の際、過去生から持ち越してきた生まれつきの気質
両親から受け継いだ遺伝的な気質
環境によって育まれた気質
そのように「気質」はいくつもの要因が混ざり合い、一人一人の個性として表現されます。
古代ギリシャ以来、人間には四つの気質があるとされてきました。
それを深め、子どもの教育や大人の自己教育などに役立つ体系を作り上げたのがシュタイナーです。
気質は次のように分類されます。
火のような胆汁質
風のような多血質
水のような粘液質
地(土)のような憂鬱質
この4つが混ざり合って、1人1人の個性的な気質が生まれます。
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先ほど、粘液質や憂鬱質の子どもは物静かで、内面から成長していくとお話ししました。
特に憂鬱質の子どもには注意が必要です。
大人が力づくで子どもに言うことを聞かせようとする時、他の気質の子どもは反撃したり、逃げたりできるのですが、憂鬱質の子どもはそのどちらもできません。
恐怖で固まるか、トラブルを避けるために言うことをきくか、どちらかです。
「この子は、脅かせば言うことを聞く」
と大人が思い込み、憂鬱質の子どもにそのような対応を繰り返していると、子どもは大変、傷つきます。
その結果、ハートチャクラにひずみが生じます。
成長してから、血液循環の支障、リウマチなど自己免疫疾患のような形で現れることがあります。
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気質には優秀な気質も劣った気質もありません。
どの気質も必要です。
胆汁質は独自のアイディアを生み出す能力をもち、推進力に長けていますが、自分の問題点を見つけて、「自分を変える」ことは苦手です。
創造性も求心力もあるのに、人が離れてしまうワンマン社長は、そこに原因のあることが多いようです。
そんな胆汁質を唯一、恐れないのが粘液質です。
粘液質はのんびりしていますが、言われたことは忠実かつ几帳面にこなします。
相手の顔色を窺わないので、意見を求められれば、他の気質の人が言えないようなことでも、ハッキリと言います。
求められなければ、自分から率先して意見するようなことはしません。
これらは1つの例に過ぎませんが、馬力のある胆汁質だけでも、のんびりした粘液質だけでも、社会は成り立ちません。
それぞれに役割があり、活かしあうことで、成すべきことが成されるのです。
自分の気質を知ることで、自分を活かす道を見出すことができます。
周りの人の気質を知ることで、うまく接する方法がわかり、人間関係がより良くなります。
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2/11(祝)『シュタイナーの四つの気質と古神道の気質説』zoom講座を開催いたします。
今回は、シュタイナー研究の第一人者 小林直生先生とのコラボ講座です
小林先生は23年間、ドイツに住み、ヴァルドルフ学校の宗教教師として、シュタイナー教育の実践に携わってこられました。
古神道をはじめ、日本文化の研究もなさっており、シュタイナー哲学を日本文化に当てはめて応用する研究も。
この部分は、とても重要だと思います。
西洋哲学がいかに素晴らしくても、風土も文化も歴史も異なる日本にそのまま当てはめることは、多くの矛盾を生み出します。
さらに
荒魂、和魂…などの古神道の気質説もお話ししてくださるそうです。
文字通り大和魂のルーツですね。
日本人としての原点に還る貴重な情報だと確信しています。
今回は、参加型の講座です。
皆さまご自身はどの気質だと思うか?
ご家族やパートナー、同僚など、周りの方々の気質はどうか?
どのような言動からそう思うか?
ご家族やパートナー、同僚などと、どのように関わったらいいか?
など、一緒に楽しく探求していけたらと思います。
~自分を活かし、人間関係をより良くする方法~
日程:2020年2月11日(火・祝)
阿部小百合
内容:
1.シュタイナーの四つの気質とは?
2.四つの気質の特徴
・エレメント
・カラー
・性格的特徴
・身体的特徴
・それぞれの気質の子どもへの接し方
・それぞれの気質に合った食べ物
3.四つの気質ごとの大人の自己教育
4.それぞれの気質に対する大人同士の接し方(人間関係)
5.古神道の気質説
6.質疑応答
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阿部小百合
【小林直生先生プロフィール】
日本大学芸術学部 文芸学科卒業
ドイツ シュトゥットガルトの
キリスト者共同体
自由大学留学。
1985年キリスト者共同体司祭
およびヴァルドルフ学校の
宗教教師に就任。
2015年12月司祭を現役引退。
「ヨーロッパ精神史研究所 カイロス(kairos)」主宰
専門分野
人智学、ドイツ精神史、
美術史、日本霊学研究など。
著書
『宝石と四季のお祭り』
『悪を救済するキリストの力』
『死ぬことと生きること』…他
【阿部小百合プロフィール】
群馬大学教育学部 国語国文学科卒業
精神科学研究室「シルフェ(Sylphen)」主宰
日本エリックスエッセンス協会副会長
英国エリックスエッセンスティーチャー
西洋星学コンサルタント養成講座講師
シルフェ 阿部小百合